中学・高校生の口臭の原因と改善の方法とは?

子供のころ口が臭くなかった人でも中学生、高校生から口臭って強くなります。
中高生の口臭って歯周病だけじゃなくて、虫歯、思春期特有の口臭などいろいろな原因で口が臭くなり安くなります。
周りも口臭を気にする年齢なので口臭対策はしっかりやっておきましょう。
中学・高校から口臭が気になりだす
小学生の時には口臭なんか意識したことない人でもこの年齢あたりに口臭について敏感になるんですよね。
というのも理由があってこのくらいの時期に
周囲に口臭がある友人が出てくる
自分に口臭が出てくる
自分の口臭がわかるようになる
口臭や体臭などンおエチケットに対して敏感になる
からなんです。
じゃあなぜ自分や周囲に口臭が出てくるのか?
それまでと同じ歯磨きのやり方してるし、別に変なもの食べたわけでもない。
なのに口臭がでてくるというのはそれなりの理由があるわけです。
思春期の口臭の原因はなにか?
思春期って実はあまり知られてないけど口臭が出やすい時期なんです。
というのもこの時期の口臭ってざっくり分けると思春期特有の口臭、歯周病、虫歯などによる口臭があります。
なのでこの原因と対策をすることで口臭を大きく抑えることができます。
では中学生くらいに起こりやすい口臭の原因をそれぞれ説明していきますね。
大人の体になることによる体内の細菌の変化
中学生、高校生というと体が大人に成長する状態で体の外だけでなく、体の中も大人になってきます。
口臭の原因となる歯周病菌や、口臭ガスを発生する原因である腸内の細菌も体の変化に伴い変わりだします。
口臭ガスの主な原因は細菌であるので当然細菌によっては悪臭を出します。
なので体臭・便臭もこのころくらいからきつくなります。
歯並びによるブラッシング不足などの口臭
中学校入学前から成人前くらいまではもっとも虫歯ができやすい時期といわれてます。
特に中学、高校生くらいの頃は永久歯の虫歯の急増期であり、このころは永久歯といえど歯の石灰化が弱く、
虫歯に対する抵抗力が低くなったり、虫歯ができても痛みを感じにくいため、早期発見が遅れると考えられています。
また歯並びも大きく変わるために歯垢が残りやすく、そこから虫歯になることも珍しくありません。
私も銀歯がたくさんありますが、ほとんどがこの時期にできたものです。
しっかりした歯磨きに加えて歯の間などもしっかり歯磨きしましょう。
口呼吸
中学生、高校生くらいの口臭の原因でもっとも注意してほしいのが口呼吸です。
口呼吸をしてる人のの場合ほとんどが本人に自覚ないようですが、気が付いたら口がポカーンと空いてる人っていませんか?
口呼吸の主な原因って子供の頃の鼻づまりだった時に口で呼吸するクセが付いてそれが中学生や高校生になっても続いてることなんですね。
口呼吸は口の中の乾燥を招き、歯周病や虫歯などによる口臭を増やしてしまいます。
人間は本来鼻で呼吸するようになってるのに口で呼吸すると問題がいろいろ発生してしまいます。
◆口呼吸の問題
・口臭が強くなる
口呼吸をすると口の中が乾燥しやすくなります。
口の中が乾燥すると唾液による口臭を抑える効果が減るために口臭が強くなります。
・虫歯が増える
口呼吸をすると口臭だけじゃなくて、本来唾液で菌の繁殖や外からの菌の侵入を防いでる効果が薄まり、
虫歯にもなりやすくなります。
・病気になりやすくなる
鼻の粘膜によって本来ガードされてる菌が口呼吸になるとそのままストレートに喉や口の粘膜に外の菌やウイルスが付くので病気になりやすくなります。
・顔が悪くなる
これは最近ネットでもよく言われるので知ってる人も多いと思いますが、口呼吸を続けると顔が口呼吸をするためにだらしない顔になります。
特に成長過程の中学生・高校生に口呼吸のくせがつくとそのまま大人になっても骨格が戻らない場合もあります。
口呼吸は子供の口臭の大きな原因でもあるので自分が口呼吸をしてないか普段から意識して、もし口呼吸をしてるようであればすぐに鼻で呼吸するくせをつけてください。
思春期特有の口臭
あまり知られていませんが思春期だけに起こる口臭があります。
この口臭、なぜ起きるかというと体の成長やそれにともなうホルモンバランスが不安定になることが原因です。
男は声変わりしたり、女の子も生理やらが出てくる年齢です。
つまり体の中でホルモンバランスも大きく変わる時期であり、体内の変化によって体の外に呼気として独特のニオイが出てきます。
この思春期特有の口臭はニラというか生臭いというかなんか独特のニオイで口では説明しにくい臭いです。
魚というかなんかまったりしたニオイで歯周病系の口臭よりもそこまで臭くないんです。
ただし、そこまで不快なニオイじゃないので過剰に心配することはないんですけどね。
ちなみにこの口臭は思春期だけのものなので20歳くらいになると消えます。
中学生、高校生くらいの口臭は過剰に対策しすぎない
このくらいの時期の口臭って死活問題といってもいいくらい気になると思います。
周囲が気になる年齢ですし、口臭によって周囲から馬鹿にされたりいじめの対象になることもあります。
ただし、まだまだ思春期の頃はそこまで臭いは強くありませんし、過剰に対策してもいい結果にならないことが多いのです。
筆者も昔口臭が気になり、とにかくいろんな方法を試したのですが一部を除いてどれも口臭がひどくなってしまいました。
例えば舌磨きやマウスウオッシュなどは自分に合っていればいいのですが、もし舌磨きをして舌がピリピリして口臭がきつくなった、唾液がでなくなったなどの場合はすぐに中止をすべきです。
舌磨きやマウスウオッシュなどの洗浄剤は人によってはかえって口臭が強くなることもあります。
とにかく中学生、高校生くらいの時期はしっかりとした歯磨きあとは唾液を出させることが大事です。
この時期に唾液の分泌が少ないと口臭の原因が多い時期でもあるので臭ってしまうことがあります。
唾液の分泌が多い時期でもあるのでそこまで心配はないのですが、サラサラした唾液を出すことを意識しましょう。