ポリグルタミン酸と口臭の関係
ポリグルタミン酸は納豆由来の成分であのネバネバした部分で、2007年に歯磨き粉メーカーのライオンがポリグルタミン酸には唾液促進成分があることを発見しています。
他にもポリグルタミン酸は保湿成分があるとして化粧品などに使われています。
名前だけ聞くと化学薬品みたいな名前ですが、ポリグルタミン酸はアミノ酸の一種で天然成分なので危険性はありません。
※納豆由来だから臭いと思われる人もいるかもしれませんがポリグルタミン酸にはニオイはありません。
今のところ口臭予防に使われているのはうる藍バリアだけですが、唾液による口臭予防効果が着目されてる今、これからはこのポリグルタミン酸で口臭改善できるサプリが開発されるかもしれませんね。
■グルタミン酸とは違うの?
ポリグルタミン酸?と聞いてピンとくる人もいるかもしれませんが、
実は昆布や海藻などのうまみ成分「グルタミン酸」です。
じゃあポリグルタミン酸じゃなくてグルタミン酸でいいじゃんと思うかもしれませんが、
グルタミン酸とポリグルタミン酸は別物と考えるべきです。
ポリグルタミン酸というのは、グルタミン酸のポリマー構造、アミノ酸が数十から数千個ほど結合した天然の成分で、口での説明が難しいのですがグルタミン酸が数千個集まった集合体がポリグルタミン酸であり、ただのグルタミン酸とはまったく別物で同じ炭素でできたダイヤと石炭くらい違います。
特に違うのが値段!
■非常に高価なポリグルタミン酸
このポリグルタミン酸ですがじつはめちゃくちゃ高価なんです。
価格は一般的なグルタミン酸が一キロ数百円に対して、ポリグルタミン酸は一キロあたり60000円前後とグルタミン酸の100倍近い値段がします。
それもそのはず、納豆100gのパックからポリグルタミン酸はわずかに0.3グラムしかとれない希少成分なのです。
納豆由来というと安っぽいイメージもあるのですがかなり高価な成分だということです。
一部、工業排水や汚水除去に使われるポリグルタミン酸はもっと安いそうですが(採取する納豆が特殊な納豆らしいです)口に入れるポリグルタミン酸はかなり高いということですね。
化粧水などの保湿成分でも使われている
ポリグルタミン酸には優れた保湿効果や肌の機能を回復する作用もあるようで一部の化粧水などに使われたりしているそうです。
今もライオンや明治フードマテリアなどでポリグルタミン酸の研究がすすめられてるとのことで、今後様々な分野でポリグルタミン酸が活躍してくれそうですね。
現在SNSでとあるサプリが話題になっているのですが、それがこのポリグルタミン酸を含んだ「うる藍バリア」です。今までの口臭予防の対策とは全く違った自分の体による口臭予防が体感できます。
個人的にいろんなサプリを使ったうえでうる藍バリアが最もいいと感じています。
唾液の口臭予防に着目した新発想の口臭予防法は口臭サプリの常識を覆してくれるかもしれませんね(笑)