加齢臭はどこからニオイがするの?

『加齢臭、いったいどこから臭ってくるの?』
体臭対策で重要なのが、全身はもちろん、臭っている部分を重点的にケアをすることです。
もちろん全体をケアするのも重要ですが、やっぱり匂いが強いところをきちんとケアをすれば、体臭もかなり抑えることが出来ます。
しかし、この加齢臭はどこからニオイが出てるのでしょうか?
■加齢臭は皮脂腺のある部分から臭っている!
加齢臭は皮脂が分泌される皮脂腺のある部分がニオイが強くなりやすいといわれています。
皮脂腺は体全体にありますが特に
- ・頭皮
- ・額
- ・鼻周辺
- ・首周辺
- ・耳の後ろ
- ・背中
などに多くあります。これらの部分はベタベタしやすくワキガとは違うべとべとの皮脂が出やすい場所で、それによって酸化した成分から加齢臭が発生します。
中でも注意が必要なのが、耳の後ろのボコっと出てる部分あたり。
頭皮や顔は普段通りのケアで十分綺麗になりますが、耳の後ろを重点的に洗う人はなかなかいないですよね。
女の私でも、耳の後ろは髪の毛を洗うついでに洗っているかな?程度で重視して洗うべき部分ではありませんでした。
男性はあまり意識してない人も多いのですが、女性は「あ、耳の後ろがクサイ」とすぐわかるくらいニオイが強い人もいます。
もともと耳の後ろは皮脂腺が非常に多く、油分の分泌が多い部分です。しかし自分では見えない部分だからこそつい洗うのを省いてしまいがちですし、汚れているかどうかもわかりませんよね。
頭皮からの加齢臭は気を付けてる人も多いのですが、ケアを忘れがちな耳の後ろはニオイも強いのでを付けた方が良い部分です。
髪の毛や顔を洗うときに、耳の後ろ側を洗う習慣をつけてみてはいかがでしょうか?加齢臭が強い部分を重点的に洗うことで、少しでも香りを抑えることが出来ます。
■背中は特に加齢臭が出やすい
加齢臭は一般的には、耳の後ろ側、顔、頭皮といった皮脂腺の多い部分からニオイが出てきます。
そのため、加齢臭ケアは首から上のみを重点的に行う方が多いと言われています、
しかし、実は耳の裏と同じく強いニオイを出すのが
「背中」
なぜ背中からかというと、洗い残しがあるから、皮脂腺が多いから、面積が大きいから、シャツや体毛に付着するからという理由がよく言われています。
耳の後ろや頭皮などをケアした後、洗い流したと思っていた皮脂やシャンプーの残りが背中に付着し、香りを強くしてしまう可能性があります。
広い背中に加齢臭の原因となっている皮脂や加齢臭ニオイそのものがこびりつくと、なかなか落ちないので気を付けて下さい。
また、背中自体にも皮脂腺はあり加齢臭は付着しています。
背中はとても広く汗も出やすい部分ですし、ワイシャツの背中部分に加齢臭がこびりつくとどんどん匂いが落ちなくなってしまいます。
加齢臭が主に分泌するといわれている部分は耳の裏や頭皮ではありますが、背中にも注意をしてください。
体全体、特に加齢臭が出やすい部分をしっかりと洗うことで、加齢臭を最小限に抑えることが出来ますよ。
■加齢臭を緩和するためには全身くまなくケアを
もちろん加齢臭の対策として全身のケアも大事です。
皮脂腺から流れ出た加齢臭のにおい成分は汗となっていろいろなところに付着します。
更に、加齢臭を落としたと思っていても、すすぎが足りなければ体に皮脂がついたままになってしまい、より香りが強くなってしまうことも珍しくありません。
加齢臭が厄介なのは皮膚、体毛、服の繊維につくとなかなか落ちないことです。
(だから洗濯してもすぐに臭くなるんですね)
だから全身もしっかり洗わないといけないんです。
頭皮を重点的にケアをしていても、洗顔料やスキンケアで顔の皮脂を落としても、体についた加齢臭を落としきることは出来ません。
そして、加齢臭は体質改善を行うことも大切です。
加齢臭が出やすい部分を洗うことで加齢臭を緩和することは出来ますが、できれば加齢臭の元から絶ちたいですよね?
体質改善をすることで加齢臭の発生を抑えることが出来、過度に洗いすぎなくても加齢臭のしない健康的な体を手に入れることが出来ます。
加齢臭を緩和するためには全身しっかり洗う、すすぎを丁寧に行う、そして加齢臭そのものと絶つ努力をすることが大切なんです。